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2017.12.22

2017年JRPA AWARD『栄誉賞』に佐藤琢磨選手を選出

 日本レース写真家協会(会長:小林稔/略称:JRPA)は、2005年より「その年いちばんのフォトジェニック」を選ぶ『JRPA AWARD』を、会員(62名)の投票により決定しております。12月14日に行われた総会では、2017年のJRPA AWARDに特別に『栄誉賞』を設け、佐藤琢磨選手が選出されました。

 JRPA AWARDは、記録や戦績だけではなく、そのスタイルや立ち振る舞いがいかに魅力的で、常に話題や撮影機会を提供しうる存在であるか、そしていかにフォトジェニックで、取材活動に対して紳士的であるかなどを総合的に判断し、全会員の投票によって選定されています。

 佐藤琢磨選手は、2004年にFIAフォーミュラワン世界選手権で日本人ふたりめとなる3位表彰台を獲得。また活動の場をアメリカに移してからも、インディカー・シリーズにおいて2013年ロングビーチ戦で日本人初優勝を遂げるなど、記憶にも記録にも残るレースを展開してくれました。

 また、2017年には日本人のみならず、アジア出身のレーシングドライバーとして初となるインディ500優勝を成し遂げ、世界のモータースポーツの歴史にその名を刻むとともに、内閣総理大臣顕彰を授与されるなど、日本におけるモータースポーツの地位向上にも大いに貢献してくれました。

 佐藤琢磨選手は、一方で我々フォトグラファーの取材に対しても極めて紳士的であり、サーキットでは常にフォトグラファーの存在を意識し、数々のシャッターチャンスを提供してくれました。またJRPAに対しても長年協力を惜しまぬ姿勢をみせてくれています。2017年インディ500優勝という偉業達成と、長年に渡る協力に感謝を示し、佐藤琢磨選手に2017年JRPA AWARD『栄誉賞』を授与します。

2017年 JRPA AWARD『栄誉賞』に選出された佐藤琢磨選手